あっという間に春が来て、
満開の桜がずっしりとした質量で浮かんでいる。
それに比例してエイプリルフールは山積みになり、
花粉なのかPM2.5なのか、
霞みがかった景色とともに頭の中では粉々になってしまった鉄の塊りのような思い出が舞っている。
そういうものを包み込むように、
ヨーグルトは食べられるのであった。
ヨーグルトはまるで春雨のように土へ向かって降り注がれ、大地の隙間に染み込んでいった。
わたしのカラダは今、分離している。
スポンジのような表面をした頭の中に鉄棒があり、そこで誰かがクルクルといろんな技を巧みに使い、回っている。
前回り、逆上がり、地球儀、スカート回り、つなわたり…………
それと比べて、
おなかの中身は、
まるで白い幕で覆われた洞窟である。
わたしは、お腹が空いているのかもしれない。
久しぶりのブログ投稿は、
つらつら物語でお送り致しました(。・ω・。)